ヨーロッパの定番ホラースポット

ヨーロッパ

パリの地下墓地

フランス・パリにあるこの地下納骨堂にはなんと600万人以上の遺骨が納められている。長さについても驚異的である。街にあふれる墓地をなくすために作られたこのトンネルは、200マイル以上(約320km)にわたって続いている。

一般に公開されているのはごく一部だが、訪れた人々はしばしば圧倒的な不安感や冷たい点、さらには幻影を口にすることもあるようだ。坑道の暗い隅でささやく声を聞いたという人もいる。カタコンベはガイド付きツアーで公開されており、祟りに関する話もしばしば聞ける。

広すぎる地下のため、実は暮らしている人などもいて地下独自のカルチャーが現在は生まれているようだ。

イギリスのエンシェント・ラム・イン

ウォットン・アンダー・エッジにあるこの12世紀の宿は、イギリスで最も幽霊が出る場所のひとつと言われている。古代の異教徒の埋葬地に建てられたこの宿には、子供や火あぶりにされた魔女、さらには悪魔のような存在など、20体以上の霊が住んでいると信じられている。

訪問者からは、幻影や声から目に見えない力による物理的な攻撃まで、さまざまな超常現象が報告されている。

イタリアのポヴェグリア島

マーティン・スコセッシ、レオナルド・ディカプリオのホラー映画、シャッターアイランドを彷彿とさせるこの島は、イタリアを代表する呪われた場所のひとつだ。ベネチアラグーンにあるポヴェグリア島はかつてペストに苦しむ人々のための検疫所だった。

そしてその後に精神病院となった。隔離された患者が告発できない環境で医者が相当残酷な実験を行ったと言われている。この島にはそこで苦しんで亡くなった人々の苦悩に満ちた魂が取り憑いていると言われている。

島を訪れることは一応違法なのだが、島に足を踏み入れた人たちは、悲鳴を聞いたり、幻影を見たり、圧倒的な恐怖感を体験したと報告している。

Poveglia Island – Scariest Ghost Stories & Legends

魔女の塔、ドイツのハイデルベルク城

ドイツの大学都市でもあるハイデルベルクにあるこの塔は、ハイデルベルク城の一部である。16世紀から17世紀にかけての魔女裁判の際に投獄された魔女の霊が憑いていると言われている。訪れた人々は悲鳴や叫び声を聞き、中にはボロボロの服を着た女性の幻影を見たという人もいる。この城では魔女の塔の見学を含むツアーが催行されている。

ルーマニアのブラン城

通称「ドラキュラの城」として知られるこの要塞は、ドラキュラ伝説に関連している。(ただ実はドラキュラのモチーフとなったヴラド・ザ・インパラーは、おそらくこの城には住んでいなかった。)

この城には、かつての住人やさまざまな包囲戦で城を守った兵士たちの霊が取り憑いていると言われている。この城を訪れた人々は、冷たい場所や奇妙な霧、さらには幽霊の出現を報告している。この城は人気の観光地であり、幽霊の出る歴史に焦点を当てたツアーなど、さまざまなツアーが催行されている。

ブラン城。もちろんトランシルバニア(ルーマニアの中央の地域)を代表する観光地でもある。

Castelul Bran – Bran Castle – Dracula’s Castle in Transylvania

スコットランド、エディンバラの丸天井

エジンバラのサウス・ブリッジの下にあるこの丸天井は、18世紀には地下貯蔵庫、作業場、さらには街の貧しい人々の住居として使われていた。この保管庫には、暗く湿った環境で暮らし、死んでいった人々の霊が取り憑いていると言われている。

超常的な体験としては、足音、子供の笑い声、さらには影のような人影などがある。この丸天井は、様々なガイド付きツアーで見学することができ、その多くは、この場所の呪われた歴史に焦点を当てている。

アイルランドのリープ城

世界で最も呪われた城のひとつとして知られるリープ城の歴史は、戦い、裏切り、流血に満ちている。

最も悪名高い霊のひとつは「エレメンタル」で、肉の腐った臭いをもたらすと言われる原因不明の力だ。ブラッディ・チャペルは、争いの最中に弟に殺された司祭が憑いていると言われている。訪問者からは、幻影、原因不明の物音、恐怖感など、さまざまな超常現象が報告されている。

城は個人所有だが、時折見学ツアーが開かれる。

チェコのホウスカ城

プラハの北に位置するホウスカ城は、”地獄への入り口 “の上に建てられていると言われている。

伝説によると、この城は悪魔の存在をこの世に入れないようにするために建てられたと言われています。礼拝堂は底なしと言われる大きな穴の上に建てられており、そこから動物と人間のハイブリッド生物が登ってくるのが目撃されているという。訪れた人々は原因不明の物音、幻影、強烈な不安感など、奇妙な現象を報告している。

ノルウェーのアーケシュフス・フォートレス

オスロにあるこの中世の城は、軍事基地、刑務所、そして現在は博物館として使われている。要塞の門を守るマルカニセンという名の魔犬をはじめいくつかの霊が取り憑いていると言われている。マルカニセンに近づくと3ヶ月以内に死ぬという伝説がある。

もう一人の有名な幽霊はマンテルガイステンという長いローブを着た女性で、夜になると要塞内を歩き回る。訪問者からは、冷たい場所、原因不明の物音、幽霊の目撃情報が寄せられている。

デンマークのドラグショルム・スロット

12世紀に建てられたこの城には、投獄、悲劇、そして死という歴史がある。最も有名な幽霊の1人は「白い貴婦人」で城主の娘と信じられている。彼女は平民と恋に落ち父親によって城壁に幽閉された。有名アニメのベルセルクみたいである。

もうひとつは、スコットランドの女王メアリーの3番目の夫で、城の囚人として死んだ「ボスウェル伯爵」である。このような幻影を見たり、足音やささやきを聞いたりしたという訪問者の報告もある。現在、この城は高級ホテルとして利用されており、やはり心霊スポットを巡るツアーが催行されている。

外観はこんな感じで凄いシンプルで綺麗な白なのであるが、古びた城より逆に怖いのは自分だけだろうか?

Dragsholm Slot

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